ひっぱりうどん 山形冬の風物詩

こんにちは、山形営業所の高橋です。

10年に一度の寒波襲来と言われる今日この頃・・・

今日はそんな寒い日にぴったりな山形の郷土料理「ひっぱりうどん」を紹介します。

ひっぱりうどんは山形県の村山地方に伝わる料理で、

茹で上がったうどんを鍋から直接すくいあげ、納豆のつけダレに絡めて食べます。

冬の山小屋で炭焼き作業の合間に食べられたのが発祥と言われていますが、

手軽で味が良く体も温まるので一般家庭にも広まったのでしょう、私の家でも冬場は高頻度で登場します。

食卓の真ん中に大きな鍋をドンと置き、各々、鍋からアツアツのうどんをひっぱり上げて食べます。

これが出ると、「ああ、冬が来た」と感じます。

作り方

とても簡単です。なんと写真の材料を混ぜ合わせてタレを作り、あとはうどんを茹でるだけです。

鍋から直接うどんをすくってタレに絡めて食べます。お好みの薬味や調味料をタレに追加しても良いです。

家庭によっては鯖缶を入れるのが標準のようです。 

   

なんだか貧相な料理だなと思われたアナタ、確かにそうかもしれませんし味も想像がつくかもしれません・・・

しかし、騙されたと思って一度お試しください!おいしいですよ!

     

次回はどんどん焼きとたまこんを紹介しようかと思います・・・

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

年始のお掃除

こんにちは! エタックの佐藤です!

新年明けましておめでとうございます!

どうぞ本年もよろしくお願い致します。

タイトルの件ですが、エタックブログをご覧の皆様、装置の清掃はされていますか?

年末にオフィス、試験室の清掃はしたけど装置の清掃まではしていないという方も

多いのではないでしょうか?

装置も定期的に清掃しないと、性能の低下や不具合が発生する可能性があります!

そこで今回のエタックブログでは、弊社フラッグシップ製品であるHIFLEXの清掃方法をご紹介させて頂きます。

HIFLEX清掃ポイントですが、大きく2つございます!

1.冷凍機フィルター

 装置下部のフロントパネルを開けフィルタを外し、掃除機などでホコリを吸い取り、
 水洗いをして、よく乾かしてから取り付けて下さい。

 

 

2.サブタンク

➀給水タンクを外します
②サービスパネルを開けます。
③サブタンクのそばにあるコックの向きを90°回転して開けます。
(配管方向とレバーを同じ向きにすると開)排水が始まります。
④排水完了後、サブタンクの上蓋固定ねじを外し、上蓋を外してください。
⑤サブタンク内にぬめりや汚れなどがある場合は、布で汚れをきれいに拭きとって下さい。
⑥フィルターを取り外して、水洗いをしてください。
⑦フィルターを元の位置にもどしてください。
⑧上蓋を元の位置に戻して、上蓋固定ねじで固定してください。
⑨コックの向きを元に戻します。

年始は身も心も装置もピカピカの状態でスタートしましょう!!

本日も最後までご覧頂き有難うございました。

神田ランチ

楠本化成の本社(エタック営業本部・東京販売部)は東京都千代田区の内神田にあります。

実は東京駅までも歩ける位です(徒歩15分程)。そして皇居にも大手企業本社が連なる大手町にも近い都会なのですが、街並みやお店は下町っぽさがある、のある街です。

今日はその内神田のエタック営業マンおススメのランチスポットをご紹介します。

まずは、「天府」。四川料理のお店です。

牛肉の四川煮

ここのランチは味もコスパもサイコー!。どのメニューも殆ど¥750~850でハズレ無し。おススメめは、にらもやしそば+シューマイ2個のサービスセット(¥750)。珍しいものでは牛肉の四川煮(¥850。写真右)。トロトロに煮た激辛牛肉で爽やかに発汗カプサイシン効果(汗だくですw)!

こんなにいる!?と思う位お客さんに中国人のお客さんが多いのも特徴です。本場も認める!ということでしょう。

次は「むさし坊」の居酒屋ランチ。ちょっと高め(1000-1100円)ですが、地下のお店だからか空いているので大人数で行っても座れて、いわばエタック営業マンにとって真のコミュニケーションルームです。ゆったり座って情報交換しています(事務所で話せないことも…)。

せいろ蒸し
天丼

次は「かつ進」。勝新太郎の店…ではありません。美味しいとんかつやさんです。

よく並びます
とんかつ定食
かつ重

お持ち帰りカツサンドも美味です

つぎは「海人」。うみんちゅではなく、そのまま「かいと」。店内が狭いので何名も連なっていくことはないのですが、著者は大好きな店で少人数で良く行きます。元々はラーメン店だった様でしたが、定食が人気だからかラーメンは無くなり今は昼定食屋・夜居酒屋となった様です。

海人焼き定食

名物 ピリ辛にんにく味 海人焼き定食が一番おススメです

次は「十八番」。今や貴重な町中華です。ベテランご夫婦が営まれています。

おススメはやきぶたチャーハン、ネギと豚肉の炒め、広東面etc.

コロナ前は展示会後の打ち上げはいつもここでした。空いた皿がいっぱいになって重ねたら女将さんに怒られました。そういう意味でも本場チャイニーズとは一線を画した、ジャパニーズチャイニーズ=町中華。

そして最後は「ロア」。日本橋川一本でギリギリ内神田殆ど大手町に位置する、いろいろな意味で当社と縁が深いお店です。仕事納め後の打ち上げはここ(コロナ前は…)。社内でパーティするときのケータリング(ミートローフが美味い!)もここ。場所柄大手町勤務(たぶん)の女性客で賑わってます。

納豆パスタ
しらすと紫蘇 と海苔の明太子
自家製ボロネーゼ
ご紹介したお店の場所

楠本化成本社または内神田、大手町にお越しの際はぜひご紹介したお店まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

そしてエタックの製品・試験サービスもよろしくお願いします。

腐食量調査

環境試験+α の取り組み

こんにちは!エタック事業部の田中です。

一風変わったご紹介です!

過去の記事で「解析・故障診断サービス」をご案内しましたが

設備の応用で、環境試験+解析といった取組みも行っております。

今回は「塩水噴霧試験後の腐食量調査」をテーマとして

顕微鏡・X線CT機・断面研磨確認をもちいた評価を行っております。


腐食量によって最適な手法は異なりますので、是非当社にご相談ください!

結露サイクル試験 ご紹介

■エレクトロニクス製品の評価に欠かせない試験器

皆さんこんにちは!エタックの森下です。
今回は当社の「結露サイクル試験器/DEW CYCLE」についてご紹介しいます。

近年、エレクトロニクス製品の小型化・高密度化がますます進んでおります。
また、使用環境も屋外から屋内への移動や、機器の動作により低温乾燥状態から温度上昇して多湿環境下に変化するといった状況下にさらされるケースが増えております。
そうした中で、精度の高い温湿度条件を急激に変化させ、製品の絶縁性や腐食性を評価する試験の必要性が高まってきております。

■エタックの結露サイクル試験器は『2WAYユーズ』

結露サイクル試験器は、実施頻度を考慮すると装置の購入に踏み切れず、恒温恒湿槽2台を手動で移動して実施したり、外部に委託したりしているお客様も多いと思います。

そんなお客様のために、より効率的に装置を利用いただけるように、当社の装置は「結露サイクル試験」としてだけでなく「熱衝撃試験」としても利用できる仕様となっております。

■主な仕様と特長

◎試験温度範囲:低温-55℃、高温150℃まで対応 ⇒ 熱衝撃試験器として使用可能な温度域

◎復帰性能:ー30℃⇔+25℃95%rh、さらし各30分 復帰時間5分以内
      −55℃/30分⇔常温/5分⇔+130℃/30分 復帰時間5分以内
      ⇒熱衝撃試験器として使用可能な復帰時間の速さ


◎試験室の大きさの違いで2機種ラインナップがございます。
 型式:DC1200S/内寸法:W650xH500xD400mm
 型式:DC2010S/内寸法:W700xH500xD600mm


◎結露サイクル試験モードと熱衝撃試験モードは操作画面の条件入力により簡単切り替え可能

いかがでしょうか?
2パターンの試験が実施可能なので、省スペースかつ高稼働が見込めること間違いなしです!

なお、当社では、受託試験による結露サイクル試験のサービスもご提供しております。
みずなみ試験所・山形試験所の2拠点で実施しております。
装置の導入が難しいお客様は活用ご検討ください。

今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。

加湿水の消費量が多い!?その原因と解決方法

こんにちは。エタックの照内です。

本日はサービスコールでもよくお問い合わせ頂く「加湿水の消費量が多い」トラブルについて、その原因と解決策について記事にしてみました。

以前の記事でも紹介させて頂きましたが、当社の低温恒温恒湿器『HIFLEX NEO E』には”水蒸気回収システム”が標準で搭載されており、槽内で発生する蒸気を回収・再利用することによって、85℃/85%RHの高温多湿運転でも1000時間(約40日間)の連続運転が可能です。

しかしながら、何らかの原因で1日の運転で給水タンクが空になってしまうなど、加湿水の消費量が増えてしまうことがあります。

一概には言えませんが、その大きな理由は以下の3つです。

①ウィックガーゼの装着方法が正しくない

ウィックガーゼとは、湿球センサに装着する白色の不織布です。

湿度運転の際、ウィックガーゼは常に湿らせておく必要があり、上記のウィックパンには常に加湿水が供給されています。

ウィックガーゼを装着する際、下のウィックパンの切り掛け部に、ウィックガーゼの下の部分が少しでも外れていると、その部分から水が滴り落ちる状態となり、これが原因で加湿水の消費量が多くなります。

裏側や端の部分もきちんとウィックパンに収まるようにウィックガーゼを入れて下さい。

ウィックガーゼの交換方法については、こちらにも資料がありますのでご参照下さい。

②ウィックパン、加湿パンの水位が溢れている

ウィックパンと加湿パンは下記の箇所になります。

ウィックパンについては上述しましたが、湿度運転時にはウィックパンと加湿パンの両方に加湿水が供給されています。

基本的に納入時に弊社のスタッフが、いずれの水位も正常な位置で調整したうえでお客様にお引渡しをさせて頂いていますが、装置の移動に伴い水平が取れていなかったり、何らかの原因で水位が溢れてしまうことがあります。

これらの水位が溢れてしまうことで、加湿水の消費量が多くなってしまいます。

水位の調整は、当社のスタッフが訪問して実施させて頂くことも可能ですが、こちらにも調整方法の資料をご参照のうえお客様でも実施することができます。

③槽内の空気が槽外に漏れている

単純な事象ですが、これももちろん加湿水消費量増大の原因のひとつです。

扉が閉まりきっていなかったり、側面の測定(ケーブル)孔が開いていたりすると、そこから槽内の水蒸気が漏れてしまうので、今一度これらがきちんと閉まっているかご確認下さい。

扉については、永年ご使用頂いていると、パッキンが劣化して密着度が弱くなり、そこから空気が漏れている可能性もありますので、ご心配なお客様は是非当社の点検サービスのご利用をご検討下さい。

加湿水の消費量が多い主な原因 まとめ

ウィックガーゼの装着方法
ウィックパン、加湿パンの水位
槽内の空気の漏れ

上記以外の理由として、「温度/湿度の表示誤差が大きい」ことも挙げられます。

例えば、槽内の温度/湿度の表示が85℃85%であったとしても、実際の槽内が85℃95%くらいだったとした場合、 加湿水の消費量 が多くなることがあります。

表示誤差は加湿水の消費量だけでなく、正確な評価や試験ができない原因にも繋がりますので、是非年次でのメーカー校正を推奨させて頂きます。校正サービスのご案内はこちらです。

これらでも加湿水の消費量が解決しない場合は、他の要因が考えられます。

その際は当社にサービスコールを頂ければ、スタッフの現地調査も含め解決のアドバイスをさせて頂きますのでお問い合わせ下さい。

本日も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました。

低GWP冷媒に関する特許取得のお知らせ

地球温暖化係数が1500以下の低GWP冷媒を用いた冷却装置に関する特許を取得しました。
(特許第7157725号)

エタックでは地球温暖化係数(GWP:Global-warming potential)の高い冷媒から、次の世代の低GWP冷媒への置き換えをいち早く進めています。
※R404AのGWP:3,920、当社が代替した低GWP冷媒=R448AのGWP:1,386(約65%減)
※R23のGWP:14,800、当社が代替した低GWP冷媒=R469AのGWPは1,357(約90%減)。

モントリオール議定書またはキガリ改正で規制対象となったHFC冷媒18種類は、全世界的に削減が必要不可欠な状況になってきています。エタックでは低GWP冷媒を使用することで、これら冷媒の削減とともにCO2排出量の削減に寄与しています。

エタックでは、主要製品すべてをR404AからR448Aへ置き換えすることで、使用冷媒に関する環境配慮対応、CO2削減、国際的な枠組みに対する積極的な取り組みをいち早く行ってきました。
また、お客様から従来の冷媒に関する入手性のリスクや、メンテナンスリスク、CO2排出リスクに対する方策のご要望を多くいただいており、これらにお応えした環境試験器を世に送り出してきました。

低GWP冷媒(R448A)搭載 エタック主要機種

HIFLEX NEO-E シリーズ 2018年~
HIFLEX NEO-ES シリーズ 2019年~
WINTECH NEO シリーズ 2020年~

※このほかの機種についてもご用意しています。

取得特許について

HIFLEXシリーズ(NEO-E、NEO-ES)については、低GWP冷媒を使用しながら-40℃を実現し、かつ周囲環境+5℃~+35℃でも最低温度を維持できる冷却回路を独自設計※1、搭載しています。
※1 特許第7157725号(GWP1500以下の低GWP冷媒およびオリジナル冷却回路)

インバータ冷凍回路および独自設計の冷却回路はエタックオリジナルであり、インバータ冷凍機により温度下降性能や、温湿度安定後の省エネ性についても同時に実現しています。
R448Aのような非共沸混合冷媒を使用した場合、温度グライドや冷媒圧力対策を講じたとしても-40℃まで下がらない、あるいは下がるけれども高周囲温度で維持できないなどの様々な課題がありましたが、HIFLEXシリーズは独自技術によりこれら課題をクリアした製品となっております。

今後、2025年にCO2排出量の削減目標が厳しくなるなか、さらに2029年には70%削減という目標に移ります。
エタックはお客様に引き続き安心してご使用いただけるよう、さらなる環境配慮型の試験器をご提案できるように邁進してまいります。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

べったら市

こんばんは、営業の佐藤です。

楠本化成株式会社の本社は東京都千代田区の神田にあります。神田と言えば江戸三大祭りの一つである『神田祭』が有名ですが、寶田恵比寿(たからだえびす)神社とその周辺で開催される『べったら市』も有名なのです。

今年は3年ぶりということもあり、大勢の人が訪れていました。

江戸時代にこの神社前で市を開いた時から続いているとのことです。色々聞きたかったのですが、「ググったらわかるよー。」と粋な返しを食らいました。江戸っ子すごい。

『べったら』はちょっと甘い大根の漬物という感じです。

べったら漬け(Wikipediaより抜粋)

大根の皮を厚めにむき、下漬けで塩押しした大根を砂糖(または水あめ)と米麴で本漬けする。ポリポリした歯ざわりと甘いが淡白な味が特徴である。 漬け込んで10日から15日で食用になるが風味が変わるのも早く貯蔵性はない。

そしてもう一つ有名なのが七味唐辛子の口上(こうじょう)です。七味唐辛子の材料を合わせながら効能や由来を楽しくしゃべってくれるというものです。


こういう市場やお祭りはずっと続いて欲しいですね。

日本橋寄ったらべったら食べったら~。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

大型試験槽の紹介

受託試験サービス

こんにちは。山形営業所の高橋です。

山形試験所より、今回は大型低温恒温恒湿槽:W001の紹介です。

一般的な恒温槽は60~800Lほどですが、W001は3800Lの大容量です。

 ・最終製品に近い大型のサンプルを投入したい

 ・とにかく大量のサンプルを投入したい

 ・サンプルの発熱量が大きく、槽容量に余裕が欲しい

このような要望に対応できます。

また、左面には通線孔を6か所備えています。

槽のとなりも大きくスペースが空いていますので、大型の電源装置や計測機器などの持込・設置に対応できます。

因みにW001はみずなみ試験所にもあります。

また、その他にも大型の試験槽を多数所有しています。

大型テストエリアをお探しでしたら是非エタックへお問い合わせください。

表.大型環境試験槽/室 一覧

ありがとうございました。

「耐油試験」のご案内

受託試験サービス

こんにちは。

今回は車載部品などの耐油試験をご紹介をさせていただきます。

はじめに、、

現在、各国で電気自動車(EV)の普及率が徐々に上がってきておりますが

性能向上のためには冷却技術が欠かせません。

近年冷却効率を向上させるために油冷モーターの要求が高まっておりますが

これに対応するために「各部品の耐油性(耐ATF性)の検証」が不可欠となります。

ETACでは耐油試験を様々な方法で対応する事が可能です。

試験方法の一例

※代表的な対象供試品
 コネクタ、ハーネス、ステータ、レゾルバ、各種樹脂部品、シーリング部品、絶縁材料など

例)暴露方法:オイル塗布

STEP① 供試品に対して「オイル塗布」

STEP② 試験槽に投入し試験スタート

シンプルな外観観察から各種測定や解析など、様々な評価のお手伝いもいたします。

お問合せ、ご依頼お待ちしております。