60KN複合振動試験機導入

みずなみ試験所に「60KN水平加振台付き温湿度複合振動試験機」導入!
EV/HEV部品の信頼性評価に最適です!

自動車部品は軽量化が進む一方ユニット化が進み、部品単体では軽くなってもユニットでは重量物になります。
EV/HEVではe-Axelに代表されるモータやインバータが含まれる電子部品でありながら、大型で重量物の供試体を評価する必要があります。

EV/HEVの部品は複雑な構造をしており、治具も左右対称に作れないのが実情です。
重心のズレが、加振機にとっての性能ロスにつながり、机上の計算値以上の加振力が必要になります。

その反面、加振力が大きければ良いかと言うと、加振力が大きいと加振台も大きくなりテーブルも大型化になる傾向があります。
テーブルが大きい振動試験機は高周波の試験が不得意になります。

そこでETACのみずなみ試験所に導入した60KN振動試験機はEV/HEVの供試体にちょうどいいテーブルサイズを採用して高周波の試験も対応可能でなおかつ、高加振力で重量物の試験が可能になっています。

この事以外にも工夫が詰まったETACの受託試験サービスを体験して頂けることをお待ちしています。

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試験器のご紹介 加湿水の水持ちについて

低温恒温恒湿器『HIFLEX NEO-E』の加湿水の水持ちの良さ

エタックの照内です。
前回、加湿水の劣化を防ぐ殺菌ランプについてご紹介させて頂きましたが、『HIFLEX NEO-E』は、加湿水の水持ちの良さにも自信があります!

長期連続での加湿運転の試験を実施されているお客様は、年末年始やゴールデンウイークなどの長期休暇中でも試験を継続させる必要があるかと思います。
給水タンクが空になって試験が止まってしまう、なんてことが無いように、
せっかくの連休なのに、純水を補給する為だけに休日出勤を強いられて、
そのせいで旅行の予定を断念する・・・そんな悲しい経験は御座いませんか?

HIFLEX NEO-Eであれば、そのような心配はありません!

HIFLEX NEO-Eには加湿水の消費量を抑える工夫が講じられています。
『水蒸気回収システム』という槽内で発生する蒸気を回収・再利用することによって、加湿水の消費量を抑えるという画期的なシステムを標準搭載しています。

上記『水蒸気回収システム』で、85℃/85%RHの高温多湿運転でもなんと1000時間(約40日間)の連続運転が可能です!
(運転中の扉の開閉無し、ケーブル孔は密閉した状態)

さらに、オプションの別置き20Lの『追加給水タンク』をつけることで倍以上水持ちが良くなります!

これで安心して有意義な長期休暇が過ごせますね。

どんなに性能が良くても、日常的にお客様に手間や負担を強いてしまうのは使いやすい装置とは言えません。弊社の装置はお客様が『手間いらず』で試験を実施できるように開発されています。是非、HIFLEX NEO-Eの快適な試験環境をご検討下さい。

以上です。今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

※水蒸気回収システムは、試料から親水性の高いアウトガスが発生する場合は使用をお控え下さい。詳細は弊社営業員までお問い合わせ下さい。