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印加用電源や測定回路がチャネルごとに独立しているため、一部のコンデンサが破壊に至っても他のチャネルのコンデンサには影響を与えません。
1台の電源に複数サンプルを並列接続する従来方法ですと、サンプル破壊時の過電流を考慮して直列に接続している保護抵抗とサンプルが分圧を起こし、正確にストレス電圧をサンプルに印加できず結果の再現性が低下していました。
TLE60では保護抵抗がないため破壊間際のサンプルにも設定通りのストレス電圧を印加することが可能です。
電流容量が大きいため、バーンイン試験では1チャネルあたり20~50個のコンデンサを並列接続することも可能です。
250Vボードには50μsec間隔で電流を監視し、しきい値を超えると即座に印加OFFする機能があります。
これは故障解析のため過電流による破壊の進行を止める機能です。
キーサイト製LCRメータE4980Aをコアとし、スキャナユニットを使用することで最大40個のコンデンサ主要特性である以下の項目について温度・周波数特性を測定
4端子対方式とは4線式に加え、電磁気的な誤差要因を軽減させた測定方式です。
MCL42は自社開発のスキャナ回路により4端子対測定を実現しています。
治具の配置や測定ケーブルのレイアウトにより測定値に誤差が生じるため、チャネルごとに独立した補正が必要です。
また、温度や周波数などの条件が変わった際も同様です。
MCL42では、チャネルごとの個別の補正はもちろんのこと、周波数・温度ごとにもOPEN/SHORT補正が可能です。
コンタクト治具を使用することで、セラミックコンデンサ・電解コンデンサ・フィルムコンデンサなどに対応します。