ETAC

R-469A
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新冷媒R-469Aの特長

−70℃対応 R-23の代替冷媒

−70℃まで下げることが可能。ほとんどの条件においてR-23の代替として使用できる冷媒です。

欧州Fガス規制に対応/GWP値90%以上削減

GWP値は1,357と低く、R-23(GWP14,800)に対して90%以上削減しています。

ASHRAE安全区分A1取得

R-469Aは国際的な冷媒評価機関であるASHRAE(米国暖房冷凍空調学会)からA1(無毒・不燃性)クラスに分類された冷媒です。R-23の代替冷媒として、初めてASHRAE34分類A1クラスと低GWPを両立しました。

安全性

R-23と同等の性能を有し、不燃、無毒、非腐食性、オゾン層破壊物質を含まない冷媒です。化学的に安定しており、使用方法や費用対効果においても何ら妥協する事のない画期的な新冷媒です。

従来機器で対応可能

運転中の圧力値はR-23の運転時と同等。R-23で使用している既存の配管、制御機器にてR-469Aによる運転が可能です。

新冷媒R-469Aの取り扱い

R-469は、日本国内ではエタックがお届けいたします。

エタックではこれまで、新冷媒を採用した環境試験装置の開発をはじめとして、超低温冷凍冷蔵装置を製造販売される企業様へ向けた既存の冷凍機に対するドロップインなどの技術対応、日本国内における流通体制の整備を進めてまいりました。
2020 年6 月、公益社団法人日本冷凍空調学会(JSRAE)の新冷媒評価委員会に於いて、冷凍保安規則の不活性ガスの条件を満足すると判定され、12 月には高圧ガス保安協会(KHK)から輸送容器の認証を得て国内での輸送が可能となったことから日本国内での販売を2021年2月より開始致しました。

すでにR-469Aを搭載した日本で唯一の超低温恒温(恒湿)器 FX631N-Eを発表しています。

エタックはオフィシャルパートナー企業である、独Weisstechnik社が開発した新冷媒「R-469A」搭載装置 の開発に成功。困難だと言われていた超低温恒温恒湿器における高GWP冷媒の不採用を実現いたしました。
低GWP冷媒の積極的な採用促進で地球温暖化の課題に取り組むエタックの次なるソリューションにご期待ください。 詳細は下記リーフレット及び弊社営業担当にお問合せください。

ご紹介リーフレット_FX631N-E
総販売元は三森商事株式会社が担当いたします。
三森商事株式会

R-469A テクニカルデータ

R-23 R-469A
安全区分(ASHRAE) A1 A1
GWP 14,800 1,357
飽和温度 -82.1℃ -78.5℃~-61.5℃
温度グライド 0℃ 17℃
密度 ( 蒸気, 1気圧 ) 4.61 kg/㎥ 3.46 kg/㎥
凝固点 -155℃ -86℃
臨界温度 26.1℃ 57.1℃