急速温度変化試験器 Clime Event WIDEバージョンのご紹介part2

今回は、先日ブログ内でご紹介させて頂いた『急速温度変化試験器 Clime Event WIDEバージョン』についてその魅力をさらにお伝えさせて頂きます!

製品スペックをおさらいすると、下記表になります!

WIDEバージョンの名の通り「大容量(3600L)」「耐荷重仕様(250kg)」かつ急速温度変化「温度変化速度 4℃/分」を実現させた、まさにモンスタースペックマシーンです!

槽内寸法(W1990×H1510×D1200mm)について数値だけですと、大きさのイメージが湧きにくいと思いましたので、槽前方に弊社スタッフを立たせてみました!

ご覧の通り身長175cm前後のスタッフが両手を広げても届かないぐらいWIDEが広く、この装置なら今まで試験困難だった大型試料も余裕を持って入れられそうですね!また槽内は画像のようにランプが点灯できるので、試料の視認性もバッチリです!

ちなみに弊社みずなみ試験所の

入口に鎮座しているガ〇ダムの

身長が2000mm弱、これに対して

Clime Event WIDEバージョンの

横幅が1990mmですので、

ガ〇ダムも横にしたら丸ごと

入っちゃいそうです!

また装置の導入を検討されている方の中には、大きさは十分に分かったけど、操作性についてはどうなの?と疑問に思われた方、ドイツの試験器メーカーの製品ということで操作が難しそう。。。。と思われた方も多いのではないでしょうか?

画像のような完全日本語対応の見やすいタブレット型操作パネルがついており、複雑なプログラム運転も楽々操作可能です!

今回は『急速温度変化試験器 Clime Event WIDEバージョン』について、その魅力をお伝えさせて頂きました。

こちらの装置は受託サービス、販売どちらも行っておりますので、ご興味持って頂けましたら、是非お気軽にお問合せください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

耐光性試験レビュー(受託試験新メニュー)

7月より試験機が稼働しました!

こんにちは!クリニック営業の田中です。

6月中旬に当社みずなみ試験所に導入しました「耐光性試験機」のサービスがいよいよ正式に開始となりました!

国内の受託サービスとしては少ない「メタルハライド光源」の試験機です。

早速、お客様に当試験機の受託サービスをご活用いただきましたので、改めてご紹介をさせていただきます。

DIN規格対応 メタルハライド式 耐光性試験機

DIN規格(ドイツ)への対応

メタルハライド、、
というと太陽光に近似していないというイメージがありませんか?

今回当社で導入した試験機は違います!

規格でされている「太陽光スペクトル(CIE No.85,T4)」に近似した光を照射する試験機です。

従って、LV124(欧州自動車規格)にも採用されている「DIN 75 220」に対応した試験が可能です! 

また、試験に応じてIndoor Glass(4mm厚の透過ガラス)を脱着することでOutdoor (D-OUT) / Indoor (D-IN) にも対応します。

広い試験スペース&簡単設置

1大容量の試験スペース

[W]800mm×[D]700mm×[H]500mm (有効照射寸法)

棚網への耐荷重は 50㎏ まで対応可能です!

「これは入らないんじゃないかな…」
「一度にたくさんのサンプルを投入したい…」とお考えのお客様は是非ご相談ください。

2.簡単に設置。

「平置き設置」が可能です。
いわゆる回転型のタプではない為、サンプルの工夫や指定治具への貼付け等のひと手間が不要です!

高い促進性

メタルハライド式の特徴でもありますが
やはり何といっても「高い促進性」が売りの一つです。

「評価までの時間があまりない…」
「試験機の空きがない…」
とお困りのお客様にも、高い照射強度(~1,150W/㎡)で短期間で試験結果を取得可能です。

是非当社営業にお問合せください。

※写真は光源となります。試験時は装置内部へ収納。

最後に、、

「DIN規格対応」「試験スペース」「促進性」なにかしら気になるポイントがありましたらお気軽にご相談ください。

『最新環境試験トピックス』ウェビナー開催!!

日時   : 2022年7月28日(木) 14:00~15:00

参加費  : 無料

会場   : オンライン ※Zoom ライブイベント

主催   : ETAC & 神栄テクノロジー

申し込み : こちらをクリック

ETACは神栄テクノロジー様と協力して、JEDEC落下衝撃試験のサービスを提供しております。
神栄テクノロジー様は落下衝撃試験を、ETACは測定および故障解析をそれぞれ担当しております。
今回はそれぞれの持つノウハウを活かした最新トピックスをご紹介します!!

■テーマ1:現場技術者のための温度サイクル試験と最新動向

温度サイクル試験の計画・実践する上で抑えておきたいポイントとして、以下の項目についてご紹介します。

・温度サイクル(温度変化)試験の試験種類の選定方法
 二槽気槽式、一槽気槽式、液槽式などの特徴について

・車載部品における温度サイクル試験(LV124)

・最新規格動向

・寿命算出方法

・低GWP冷媒R-448A

テーマ2:製品および包装設計のための衝撃強さ試験

製品設計と包装設計の両方に関係した製品衝撃強さ試験(JISZ0119)について、その概要及び簡便法についてご紹介します。

皆様のご来場、心よりお待ちしております!!

※競合他社はお断りさせて頂く場合があります。
※本内容は予告なく変更する場合があります。

3600Lの大容量&急速温度変化!!みずなみ試験所に新試験器導入!!

皆さんこんにちは、エタックの森下です。

今期も受託試験所に続々と新たな設備を導入しておりますが、みずなみ試験所に非常に存在感のある試験器が加わりました!!

『急速温度変化試験器 Clime Event WIDEバージョン』

■型式C3600/70/4
■温度範囲-70~+150℃
■湿度範囲10~95%RH
■内寸法W1990×H1510×D1200mm
■容量3600L
■温度変化速度4℃/分
■床面耐荷重250kg

最大の特徴は「大容量」かつ「耐荷重仕様」

大型で重量のあるサンプルだけでなく、これまでカットしなければ試験できなかったサンプルをそのまま設置することができます。
車載部品等においては、部品単体だけでなく、ユニットでの評価が必要なケースも多くなっておりますので、そのようなサンプルの評価にも適しております。
もちろん、一度に大量のサンプルの評価も可能です。

さらに、温度変化速度が「4℃/分」

通常の大型試験器と比べると、非常に素早く温度変化が可能な試験器となっております。(昇温・冷却速度は制御可能)
様々な条件を組み合わせたプログラム運転や、定速温度化が求められる試験に対応すことが可能な装置となっております。

なお、この装置はヨーロッパの主要自動車メーカーやエレクトロニクス業界に豊富な実績を持つドイツの試験器メーカー「WeissTechnik」の装置です。
LV124・DIN・欧州メーカー規格等、ヨーロッパ市場に向けた製品の評価においては、非常に信頼性の高い装置となっております。

最後になりましたが、この装置は受託サービスだけでなく、販売も行っております。
導入に興味があるお客様もぜひお問い合わせください。

今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。