【受託】 三次元測定×環境試験 

KEYENCE ハンディプローブ三次元測定機 XM-5000

こんにちは、山形営業所の高橋です。

この度、山形試験所ではKEYENCE ハンディプローブ三次元測定機 XM-5000を導入しました。

https://www.keyence.co.jp/ss/products/measure-sys/xm/007/2111_01.jsp

サンプルにプローブを当て、縦・横・高さの三次元座標を取得します。測定点を増やすことで寸法や形状を把握することができます。測定範囲は最大2mまであるので大型サンプルも測定できます。
測りたい場所にプローブを当ててボタンを押すだけで簡単に測定ができます。プローブがハンディタイプなので取り回しが楽です。

試しに、樹脂成形品(ポリエチレン製)を熱処理前後で測定してみました。

※画像は測定結果のイメージです

熱処理によって変形していますが、立体物は定規やノギスでの測定が難しいです。そんなときは三次元測定機が便利です。
はじめに基準点(原点)を決めます。次に任意の点を測定すると、基準点からの座標を得ることができます。これを繰り返すことで寸法を算出していきます。

このように熱処理前後の形状変化を数値で把握することができます。

今回は準備できませんでしたが、測定点を増やすか、もしくは3Dスキャナーと組み合わせるなどしてCADデータを起こせば、3Dモデル上で寸法の変化を比較することもできます。(便利ですね)

樹脂成形品などで環境試験と組み合わせて寸法評価をしたいお客様は是非ご相談ください。

さまざまな環境試験と組み合わせできます

◇温度(湿度)試験 ◇熱衝撃試験 ◇振動試験 ◇耐光性試験 ◇耐水試験 ◇化学負荷試験 

 

ありがとうございました。

三崎峠と日本海(夏の東北)

こんにちは、山形営業所の高橋です。

早いもので2023年も折り返し、夏到来です。今日は製品の紹介をお休みしてちょっとした景勝地の紹介です。

夏と言えば海。動画は山形県遊佐町と秋田県にかほ市に跨る三崎峠付近で日本海を映したものです。

 Googleマップ⇒  三崎峠駐車場

カメラのアングルはいまいちですが、景色は大変きれいです。天気が良いので飛島も見えます。(0:13付近です)

駐車場では秋田名物のババヘラアイスを販売していることもあります。おいしいですよ!

山形‐秋田の沿岸部をドライブされる際は是非立ち寄ってみてください。

   

ありがとうございました。

ガス腐食試験 +α (受託試験)

こんにちは。山形営業所の高橋です。

ちょっと前の話になりますが、山形試験所に新しいガス腐食試験機を導入しましたのでご紹介します。

ガス腐食試験は、電子部品やめっき製品について腐食性ガス(硫化水素H2S、二酸化硫黄SO2、二酸化窒素NO2、塩素Cl2、など)への耐久性を評価する試験です。

今回、山形試験所ではファクトケイ社製のガス腐食試験機KG200HT3を導入しました。

温湿度のプログラム運転もできます。
JIS C60068-2-42(SO2 25ppm、40℃、80%RH)やJIS H8502(SO2 10または25ppm、40℃、80%RH)など各規格試験ができます。

測定孔がありますのでサンプルへの通電や計測装置と組み合わせての試験もできます。下の写真は当社のマイグレーションテスターSIR13と組み合わせた事例です。腐食の進行を電気的にモニターすることができます。

また、当社ではSEMやX線CTなど分析装置もありますので、試験後の解析も一貫してご案内できます。

ガス腐食試験器はみずなみ・山形あわせて3台が稼働しています。是非ご利用ください。

 

ありがとうございました。

ひっぱりうどん 山形冬の風物詩

こんにちは、山形営業所の高橋です。

10年に一度の寒波襲来と言われる今日この頃・・・

今日はそんな寒い日にぴったりな山形の郷土料理「ひっぱりうどん」を紹介します。

ひっぱりうどんは山形県の村山地方に伝わる料理で、

茹で上がったうどんを鍋から直接すくいあげ、納豆のつけダレに絡めて食べます。

冬の山小屋で炭焼き作業の合間に食べられたのが発祥と言われていますが、

手軽で味が良く体も温まるので一般家庭にも広まったのでしょう、私の家でも冬場は高頻度で登場します。

食卓の真ん中に大きな鍋をドンと置き、各々、鍋からアツアツのうどんをひっぱり上げて食べます。

これが出ると、「ああ、冬が来た」と感じます。

作り方

とても簡単です。なんと写真の材料を混ぜ合わせてタレを作り、あとはうどんを茹でるだけです。

鍋から直接うどんをすくってタレに絡めて食べます。お好みの薬味や調味料をタレに追加しても良いです。

家庭によっては鯖缶を入れるのが標準のようです。 

   

なんだか貧相な料理だなと思われたアナタ、確かにそうかもしれませんし味も想像がつくかもしれません・・・

しかし、騙されたと思って一度お試しください!おいしいですよ!

     

次回はどんどん焼きとたまこんを紹介しようかと思います・・・

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

大型試験槽の紹介

受託試験サービス

こんにちは。山形営業所の高橋です。

山形試験所より、今回は大型低温恒温恒湿槽:W001の紹介です。

一般的な恒温槽は60~800Lほどですが、W001は3800Lの大容量です。

 ・最終製品に近い大型のサンプルを投入したい

 ・とにかく大量のサンプルを投入したい

 ・サンプルの発熱量が大きく、槽容量に余裕が欲しい

このような要望に対応できます。

また、左面には通線孔を6か所備えています。

槽のとなりも大きくスペースが空いていますので、大型の電源装置や計測機器などの持込・設置に対応できます。

因みにW001はみずなみ試験所にもあります。

また、その他にも大型の試験槽を多数所有しています。

大型テストエリアをお探しでしたら是非エタックへお問い合わせください。

表.大型環境試験槽/室 一覧

ありがとうございました。

【熱衝撃試験器】試料移動型(エレベーター式)

山形試験所にweiss社ShockEvent導入!!

こんにちは、山形営業所の高橋です。

これまでみずなみ試験所にしか無かった試料移動型の熱衝撃試験器を山形試験所でも導入しました。
(現在、稼働に向けて準備中です)

<導入試験器:T/120/V2の主な仕様>

本器は高温側と低温側の部屋が独立して存在し、試料室(テストエリア)自体がエレベーターのように高温・低温を行き来する機構です。

移動は10秒以内と非常に短時間で行われますが、その動きはとても滑らかで、がたつきによる試料へのダメージを抑えます。

文章では伝わりにくいので、今回は動画を用意しました。

動画では、下の写真のようにテストエリア中央に基板を設置し、上部の孔から測定用ケーブルを試験器の外へ伸ばしています。稼働がスムーズでケーブルの引き回しも問題ありません。

山形試験所ではまだ稼働準備中ですが、みずなみ試験所では同型器2台が稼働しています。

試験の相談や製品購入の検討など、気になった方はどうぞお気軽にエタックへお問い合わせください。

最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。