エタック海外にもありまぁす!!

エタック海外営業課ASEAN担当の阿部と申します。
皆様お初にお目にかかります。

そうなのです。エタック…実は海外にもあるのです。
私自身も月1回ASEANに出張しておりエンドユーザー様にお会いさせていただく機会があるのですが、

「え、エタックさん海外展開しているのですか?!」

と驚かれることが度々ございます。

実際にはエタックとして現地法人はありませんが、弊社チャンバー取扱い経験豊富な現地代理店を各国に展開しておりまして、据付や操作説明はもちろん、修理や校正等のアフターサービスも万全な体制になっております。

現地代理店を置いている国は例として下記の通りです。
東アジア、東南アジア主要国はほぼほぼカバーしております。

中国 韓国 台湾 タイ マレーシア インドネシア ベトナム フィリピン

今後当ブログにて定期的に弊社海外代理店のご紹介ができればと存じます。


まずは第一弾としてタイの現地代理店DKK Engineering Co., Ltdを紹介させていただきます。

DKK Enginieeringの方々。中心は社長のAdul氏。

弊社とは既に20年以上もの付き合いとなる現地代理店で、社長のAdul氏が起業し弊社エタック製品を主力に取扱っております。環境試験機に必要な冷却水設備、純水供給設備等の一次側設備に関する御相談可能です。
ドンムアン空港からほど近いパトゥムターニーに事務所を置いておりますので、比較的各工業団地にも出やすく、タイムリーな対応に定評を得ております。

今後タイでの新規環境試験機購入をご検討の際には是非弊社エタック海外営業課へお気軽にお問い合わせください!!

尚、余談ですがタイにお越しの際は是非下記レストランにお立ち寄りください。スワンナプーム空港すぐ近くの為、ご帰国ギリギリまでタイの新鮮なシーフード料理をお楽しみいただくことができオススメです。

Baanklangnum 3 restaurant

空港の真裏に位置し飛行機好きにはたまらない立地
名物の川エビ

味噌がたっぷり詰まったアユタヤ名物の川エビは大きく食べ応えもあり、プリッとした食感が絶品で、またさっぱり味が特色であるタイ地ビールのチャーンビールとは最高のマリアージュです。

ではでは、皆様からのお引き合い心よりお待ちしております。
海外営業課/阿部

名古屋販売課に新人2名が入社しました。

こんにちは。エタックの照内です。

この度、名古屋販売課に営業として新人2名が入社しました。
東京本社での2ヶ月間の研修期間を経て、既に名古屋に配属されています。

写真は研修中の一場面です。

まじめに研修を受けていますね。(やらせっぽい写真ですが…)

研修では座学以外にも、先輩営業と同行したり、装置の使用方法や立上げ方を学んだり、疑似商談や確認テストなどを実施して理解度を深めました。

東海地区のお客様、フレッシュな2人をどうぞこれから宜しくお願い致します。
2人とも明るく話好きなので、環境試験器や信頼性試験についてはもちろんのこと、
それ以外のことでも色々とお話頂けたら幸いです。

今回の2名だけでなく、実はここ数年で若い社員が少しずつ増えています。
「若い人のパワーに刺激されて私もまだまだ頑張らないと!」と思う
四十路前のオジサン照内がお送りしました。

急速温度変化試験器 待望のWeissジャパナイズ製品発売!

当社のオフィシャルパートナーであるドイツの環境試験器メーカ「Weiss社」の急速温度変化試験器 ClimeEventについて、ついに日本市場に向けたジャパナイズ製品が発売になりました。

仕様概要

型式ESS-J C/600/70a/5
温度範囲ー70℃~+180℃
湿度範囲10~98%RH
内寸法(W×H×D mm800×950×800
内容量(リットル)600
外寸法(W×H×D mm1115×2037×1682
冷媒(GWP)R-449A(1396) + R-469A(1357)
電源AC200V 3相

海外製の装置ですが、AC200Vで稼働します!別置きのトランスなどは不要です。

今まで日本国内で後付していた漏電ブレーカも、日本式に倣い、きちんと装置に内蔵されています。

また、冷媒は単段側・二元側いずれも低GWP型の新冷媒を採用しており、フロン排出抑制法におけるGWP目標値1500以下をクリアすることで、お客様の調達指針に適合しています。

さらに冷凍機などの主要部品を日本メーカ製に変更しているので、海外メーカの装置ですが、メンテナンス面でのリスクも少なくなっています。

性能概要

温度上昇時間+20℃ → +180℃まで 40分以内
温度下降時間+20℃ → ー70℃まで 40分以内
温度変化速度(上昇)※ー45℃ → +155℃まで 6.0℃/min
温度変化速度(下降)※+155℃ → ー45℃まで 6.0℃/min
許容発熱負荷(温度運転時)5000W (設定値:ー20℃~+100℃)
許容発熱負荷(温湿度運転時)500W (設定値:+25℃~+95℃/~90%RH)

※IEC60068-3-5 2018準拠

特筆すべきは5000Wという発熱負荷を、

ー20℃から+100℃までの、幅広い温度範囲でカバーしていることです。

例えば、一般的な800Wの電気ヒータが6台入った状態でもー20℃で制御できちゃうんです!

能力の高さを窺い知ることができますね。

さらに、+85℃/85%RHの高温高湿試験時でも、1500Wの発熱負荷が許容できます。

また、+180℃ ⇔ ー70℃の試験条件で、有試料アルミ50kgを入れても、

上昇:6.26℃/min下降:6.66℃/min

という温度変化速度の実測データもございます。

つまり、

パワー半導体などの供試品からの発熱や大型サンプルの質量にも、柔軟に対応できる試験器であると言えますね。

もちろん、IEC 60068-2-14Nb、JESD22-A104F(はんだ接続)、LV124(ドイツ自動車規格)などの定速温度変化試験にも対応しています。

性能面の詳細や、使い勝手などについては後日改めてご紹介したいと思います。

ご興味のあるお客様は、弊社営業部までお気軽にご連絡ください。

本日も最後までご覧になって頂きありがとうございました。

特殊搬入も可能です!

こんにちは!エタックの照内です!

エタックでは、お客様のご希望によって、
運送業者様や重量屋様と協力して、
クレーンなどの特殊搬入も承ることが可能です!

下記は特殊搬入の一例です。

装置専用のこんなしっかりしたゴンドラも自社で有していますので、
ステージの無い2階への搬入などにも対応できます。

一部地域では対応できない場合もありますが、
是非お気軽に当社にご相談下さい!

ちなみに運送業者様は当社の装置を専門で扱って下さっている会社です。
環境試験機ならではの搬入技術やノウハウなどを持っており、
是非皆様にご紹介したいのですが、それはまた後日・・・。

本日も最後までご覧になって頂き誠にありがとうございました。

神田ランチ

楠本化成の本社(エタック営業本部・東京販売部)は東京都千代田区の内神田にあります。

実は東京駅までも歩ける位です(徒歩15分程)。そして皇居にも大手企業本社が連なる大手町にも近い都会なのですが、街並みやお店は下町っぽさがある、のある街です。

今日はその内神田のエタック営業マンおススメのランチスポットをご紹介します。

まずは、「天府」。四川料理のお店です。

牛肉の四川煮

ここのランチは味もコスパもサイコー!。どのメニューも殆ど¥750~850でハズレ無し。おススメめは、にらもやしそば+シューマイ2個のサービスセット(¥750)。珍しいものでは牛肉の四川煮(¥850。写真右)。トロトロに煮た激辛牛肉で爽やかに発汗カプサイシン効果(汗だくですw)!

こんなにいる!?と思う位お客さんに中国人のお客さんが多いのも特徴です。本場も認める!ということでしょう。

次は「むさし坊」の居酒屋ランチ。ちょっと高め(1000-1100円)ですが、地下のお店だからか空いているので大人数で行っても座れて、いわばエタック営業マンにとって真のコミュニケーションルームです。ゆったり座って情報交換しています(事務所で話せないことも…)。

せいろ蒸し
天丼

次は「かつ進」。勝新太郎の店…ではありません。美味しいとんかつやさんです。

よく並びます
とんかつ定食
かつ重

お持ち帰りカツサンドも美味です

つぎは「海人」。うみんちゅではなく、そのまま「かいと」。店内が狭いので何名も連なっていくことはないのですが、著者は大好きな店で少人数で良く行きます。元々はラーメン店だった様でしたが、定食が人気だからかラーメンは無くなり今は昼定食屋・夜居酒屋となった様です。

海人焼き定食

名物 ピリ辛にんにく味 海人焼き定食が一番おススメです

次は「十八番」。今や貴重な町中華です。ベテランご夫婦が営まれています。

おススメはやきぶたチャーハン、ネギと豚肉の炒め、広東面etc.

コロナ前は展示会後の打ち上げはいつもここでした。空いた皿がいっぱいになって重ねたら女将さんに怒られました。そういう意味でも本場チャイニーズとは一線を画した、ジャパニーズチャイニーズ=町中華。

そして最後は「ロア」。日本橋川一本でギリギリ内神田殆ど大手町に位置する、いろいろな意味で当社と縁が深いお店です。仕事納め後の打ち上げはここ(コロナ前は…)。社内でパーティするときのケータリング(ミートローフが美味い!)もここ。場所柄大手町勤務(たぶん)の女性客で賑わってます。

納豆パスタ
しらすと紫蘇 と海苔の明太子
自家製ボロネーゼ
ご紹介したお店の場所

楠本化成本社または内神田、大手町にお越しの際はぜひご紹介したお店まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

そしてエタックの製品・試験サービスもよろしくお願いします。

加湿水の消費量が多い!?その原因と解決方法

こんにちは。エタックの照内です。

本日はサービスコールでもよくお問い合わせ頂く「加湿水の消費量が多い」トラブルについて、その原因と解決策について記事にしてみました。

以前の記事でも紹介させて頂きましたが、当社の低温恒温恒湿器『HIFLEX NEO E』には”水蒸気回収システム”が標準で搭載されており、槽内で発生する蒸気を回収・再利用することによって、85℃/85%RHの高温多湿運転でも1000時間(約40日間)の連続運転が可能です。

しかしながら、何らかの原因で1日の運転で給水タンクが空になってしまうなど、加湿水の消費量が増えてしまうことがあります。

一概には言えませんが、その大きな理由は以下の3つです。

①ウィックガーゼの装着方法が正しくない

ウィックガーゼとは、湿球センサに装着する白色の不織布です。

湿度運転の際、ウィックガーゼは常に湿らせておく必要があり、上記のウィックパンには常に加湿水が供給されています。

ウィックガーゼを装着する際、下のウィックパンの切り掛け部に、ウィックガーゼの下の部分が少しでも外れていると、その部分から水が滴り落ちる状態となり、これが原因で加湿水の消費量が多くなります。

裏側や端の部分もきちんとウィックパンに収まるようにウィックガーゼを入れて下さい。

ウィックガーゼの交換方法については、こちらにも資料がありますのでご参照下さい。

②ウィックパン、加湿パンの水位が溢れている

ウィックパンと加湿パンは下記の箇所になります。

ウィックパンについては上述しましたが、湿度運転時にはウィックパンと加湿パンの両方に加湿水が供給されています。

基本的に納入時に弊社のスタッフが、いずれの水位も正常な位置で調整したうえでお客様にお引渡しをさせて頂いていますが、装置の移動に伴い水平が取れていなかったり、何らかの原因で水位が溢れてしまうことがあります。

これらの水位が溢れてしまうことで、加湿水の消費量が多くなってしまいます。

水位の調整は、当社のスタッフが訪問して実施させて頂くことも可能ですが、こちらにも調整方法の資料をご参照のうえお客様でも実施することができます。

③槽内の空気が槽外に漏れている

単純な事象ですが、これももちろん加湿水消費量増大の原因のひとつです。

扉が閉まりきっていなかったり、側面の測定(ケーブル)孔が開いていたりすると、そこから槽内の水蒸気が漏れてしまうので、今一度これらがきちんと閉まっているかご確認下さい。

扉については、永年ご使用頂いていると、パッキンが劣化して密着度が弱くなり、そこから空気が漏れている可能性もありますので、ご心配なお客様は是非当社の点検サービスのご利用をご検討下さい。

加湿水の消費量が多い主な原因 まとめ

ウィックガーゼの装着方法
ウィックパン、加湿パンの水位
槽内の空気の漏れ

上記以外の理由として、「温度/湿度の表示誤差が大きい」ことも挙げられます。

例えば、槽内の温度/湿度の表示が85℃85%であったとしても、実際の槽内が85℃95%くらいだったとした場合、 加湿水の消費量 が多くなることがあります。

表示誤差は加湿水の消費量だけでなく、正確な評価や試験ができない原因にも繋がりますので、是非年次でのメーカー校正を推奨させて頂きます。校正サービスのご案内はこちらです。

これらでも加湿水の消費量が解決しない場合は、他の要因が考えられます。

その際は当社にサービスコールを頂ければ、スタッフの現地調査も含め解決のアドバイスをさせて頂きますのでお問い合わせ下さい。

本日も最後までご覧になって頂き、ありがとうございました。

CNS(集中管理システム)のご提案

こんにちは、ETACの照内です。

本日は、特に、複数の試験器を有している、もしくは複数の試験器の導入を検討されているお客様へのご提案です。

ETACでは複数の試験器を一括で制御・監視できる

CNS(集中管理システム)

というソフトウェアをご用意しております。


突然ですが、毎日の試験業務の中で、こんなストレスを感じたことはありませんか?

・ 試験器の条件設定や状態確認の為に、試験器の前まで移動するのが面倒
・ 複雑なサイクルやプログラム運転の設定をもっと容易にしたい
・ 今実施している試験の終了のタイミングが担当者に確認しないと分からない
・ 試験器トラブルが発生した際、発見が遅れ、試験スケジュールが遅延する

CNSがあれば、これらのストレスを解消して、

お客様の毎日の試験器管理の負担を軽減することができます!

CNS(集中管理システム)の主な特長

1.複数の試験器を一括で制御・監視
2.試験終了時やアラーム・トラブル発生時のメール通知機能
3.試験時の温度・温湿度データ記録機能
4.遠隔地で試験器の運転状況のモニタリング

では、実際のCNSの画面などを交えてご説明します。

メイン画面

登録された試験器の状態表示や制御が可能。一覧で表示されるので確認が容易です。

条件編集画面(例:恒温恒湿器)

複雑なプログラム運転も簡単に設定できます。

メール設定画面

試験器のアラーム・トラブル時だけでなく、試験一時停止・終了時などのタイミングをメールでお知らせ

次工程に素早く移行できるなど、試験業務の効率化に貢献します。

経過データグラフ画面(例:温度サイクル試験器)

試験時の温度・温湿度をグラフ表示。CSV出力でデータのダウンロードも可能です。

また、同時に試験器の冷凍機やヒータなどの状態も記録しているので、試験器の故障などのトラブル予防や、メンテナンス時に役立ちます。

ネットワーク構築例

お客様の社内ネットワークを活用すれば、試験室に行かなくても遠隔地で各試験器の監視が可能です。


いかがでしたでしょうか?

CNS(集中管理システム)が、安心して試験業務に集中して頂ける様な環境をお客様にご提供致します。

是非、ご検討頂けますと幸いです。

本日も最後までご覧になって頂き有難う御座いました。

スペシャルプライス!受託試験パッケージプラン!!

この度、ETACでは受託試験のパッケージプランのサービスを開始致しました。

9つの試験の内、どれでも好きなメニューをチョイス頂けます。

試験時間などの制約は御座いますが、

2試験+試験報告書で、12万円!

4試験+試験報告書で、20万円!

という、スペシャルプライスでご利用頂けます。

どれくらいスペシャルかというと、通常試験で実施した場合との比較でご覧ください。

【例1】

試験1:温湿度試験:+85℃/85%、100時間

試験2: 温度CYC試験:-40℃ ⇔ +125℃、さらし時間15分、48CYC(24時間)

<通常試験の場合>

温湿度試験:120,000円

温度CYC試験:90,000円

合計:210,000円

<パッケージプラン適用の場合>

一律:120,000円

約90,000円のお得!

もちろん、供試品が異なる物で、同じ試験を2つ選ぶことも可能です。

【例2】

試験1:振動試験、24時間

試験2:振動試験、24時間

<通常試験の場合>

振動試験:220,000円

振動試験:220,000円

合計:440,000円

<パッケージプラン適用の場合>

一律:120,000円

約320,000円のお得!!

いかがでしょうか?

4試験をチョイス頂くバリュープランですと、さらにお得にご利用頂けます。

是非一度、このお得な機会にETACの受託試験をお試し感覚でも利用してみませんか?

使用設備・試験条件等により適用できない場合がございます。

詳細は各担当営業や、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

落下衝撃試験+瞬断検出のご紹介

ETACの受託試験では、多種多様なメニューで対応が可能です。

その数多ある中の一つ、落下衝撃試験について本日はご紹介させて頂きます。

JEDEC規格で規定されている、1500G、0.5msの衝撃波形で試験が可能です。

また、ETACではJEDEC-JESD22-B111に準拠した基板サイズの治具も有していますので、新たに治具を作成する為のコストや時間をかける必要がなく、迅速に試験が開始できます。

さらに、ETACのマルチイベントディテクタ(瞬間断線検出)システム「ED71」を使用して、最速50nsec間隔でイベント(瞬断)を検出することも可能です。

ED71の試験データの一例

瞬断検出と、定間隔での抵抗値の取り込みが可能ですので、定間隔のデータを取るために試験を止める必要がありません。また、ノイズ対策も取れていますので、正確な抵抗値の測定が可能です。

ED71は落下衝撃試験だけでなく、振動試験機・熱衝撃・温度サイクル試験器との組み合わせでもご利用頂けます。

ETACの多種多様な受託試験メニューを是非一度ご利用下さい。

本日も最後までご覧頂き有難う御座いました。