草加試験所 試験メニューについて
草加試験所では楠本化成の総合研究所としてのノウハウを活かして、信頼性に関する様々な分析・解析・評価を行っております。
■信頼性試験の解析
・断面解析
・X線CT
・外観観察
・BGA等はんだ解析
・腐食解析
・ショート/オープン/接触不良箇所
・成分分析
■製品事故解析
・焼損事故解析
・良品解析
・コンデンサ故障解析
・電気製品・実装・電化製品の故障解析
・機械的不良箇所(折損、クラックなど)
■信頼性評価
・はんだ耐久性試験
・ウイスカ試験
・コンデンサ評価試験
〒340-0004 埼玉県草加市弁天4-18-6
TEL:048-935-6511(代表)
X線CTについて
様々メニューの中から、今回はX線CTでの解析についてご紹介します。
inspeXio SMX-225CT FPD HR PLUS
マイクロフォーカスX線CT
・広視野( MAXφ400mm)
・高解像度(1400万画素)
・高コントラスト(16bit階調)
仕様 | |
最大管電圧 | 225kV |
最大管電流 | 1000μA |
X線検出器 | フラットパネル検出器 |
X線検出器栓検出器サイズ | 16インチ |
最大可能ワークサイズ | φ400mm×H300mm |
最大ワーク重量 | 12kg |
圧着端子 撮影事例
圧着端子の耐久性試験では、計測と観察のために複数の断面を作製することが必要です。
一般的には研磨にて断面を作製しますが、X線CTを用いることによりあらゆる部位の計測を1回の撮影で完結させることが出来ます。
非破壊解析であること、作業者のスキルによるバラつきがないことも利点として挙げられます。
圧着端子に対する計測項目は、クリンプハイト(C/H)、クリンプワイド(C/W)、圧縮率になります。