試験器のご紹介 殺菌ランプについて

低温恒湿器『HIFLEX NEO-E』の殺菌ランプ

はじめまして、エタックの照内です。
今回は、弊社の低温恒湿器『HIFLEX NEO-E』に標準搭載している殺菌ランプについて紹介致します。低温恒湿器には、加湿水として純水(導電率0.1~10μS/cm)を使用します。加湿水の水質が劣化してしまうと、恒温恒湿槽に対して下記のような不具合が生じてしまいます。

恒温恒湿の不具合の多くは、加湿水の劣化に起因しています。お客様の中にも、恒温恒湿器を長期間使用していて、水配管にぬめりや水垢が生じて、加湿水が供給されなくなったトラブルの経験などありませんでしょうか?

HIFLEX NEO-Eの加湿水の水質劣化対策

装置右側面の上記の小窓を開けると、加湿水のサブタンクがあります。装置に加湿水を供給すると、このサブタンクの中に加湿水が溜まります。

サブタンク内には、下図のように殺菌ランプが搭載されています。

この殺菌ランプで一定時間、加湿水を照射することで、加湿水の雑菌の増殖を抑制し、配管のぬめりや水垢が低減することにより、水質劣化によるトラブルを未然に防止します。

こちらは40℃95%連続運転で、345時間経過後の加湿水の色の比較です。
拡大すると、こんなにも色が違うのがお分かり頂けると思います。

開発秘話

実は、この殺菌ランプを搭載することになった理由として、こんな裏話があります。ETACでは、装置の販売以外にも、受託試験所も運営しております。ある時、装置販売担当者が受託試験所に訪問した際、装置の給水タンクにランプを照射していました。「これは何ですか?」と試験所の担当者に確認したところ、水質の劣化を防ぐ為の紫外線照射ランプだと分かり、検証をしたうえで装置にも搭載することになりました。

このように、ETACの製品は実際に「使用する方」の観点で開発されております。この他にもご紹介したい仕様や機能がありますので、順次アップさせて頂く予定です。

以上です。今回も最後までお読み頂きありがとうございました。