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2022年11月16日

【2022年11月14日ブログ掲載】「加湿水の消費量が多い！？その原因と解決方法」

« 低GWP冷媒を用いた冷却装置に関する特許取得のお知らせ

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低GWP 冷媒搭載　超低温恒温( 恒湿) 器
FX631N-E ／ FL631N-E

R-23代替冷媒R-469Aを採用した国内唯一の超低温恒温(恒湿)器

エタックは、オフィシャルパートナー企業である独Weisstechnik社が開発した新冷媒「R-469A」搭載装置の開発に成功。困難だと言われていた超低温恒温(恒湿)器における高GWP冷媒の不採用を実現いたしました。エタックは低GWP冷媒の積極的な採用促進で地球温暖化の課題に取り組みます。

■低GWP新冷媒　R-469A

新冷媒「R-469A」のGWP値は1357と低く、R-23(GWP14800)に対しては90%以上、R-508Aに対しても75%以上を削減しています。
欧州Fガス規制に対応しながら、R-23と同等の性能を有し、不燃、無毒、非腐食性の新冷媒であり、使用方法や費用対効果においても何ら妥協することのない画期的な新冷媒です。新冷媒R-469Aの特徴や日本国内での販売につきましては下記の詳細ページをご覧ください。

低GWP 冷媒R-469A のご紹介

型式	FX631N-E	FL631N-E
温度範囲	－ 60 ℃～ 100℃　【－60℃～150℃】
湿度範囲	20～98％ rh	—
内寸法（W×H×D mm）	1000×1000×800
外寸法（W×H×D mm）	1280×1914×1390
内容量（リットル）	800
冷凍機	DC インバータ制御空冷ロータリ冷凍機（2 元冷凍方式）
冷媒	R-448A + R-469A
GWP値	R-448A：1387／R-469A：1357
加湿水	イオン交換水又は蒸留水	—
電源	AC200Ｖ3φ　50/60Hz　電圧変動幅±10％
最大負荷電流	43	35
運転電流	28	26

低GWP冷媒搭載　超低温恒温（恒湿）器
HIFLEX NEO-ELシリーズ

HIFLEX NEO-Eの使いやすさと高い環境性能を継承しながらも
ハイコストパフォーマンスを追求したベーシックモデル、HIFLEX NEO-ELシリーズ。

ETAC環境試験器の「安心・快適・手間いらず」という常に使う人の視点に立った基本コンセプトと高い環境性能を継承したベーシックモデルです。
定速冷凍機に低GWP新冷媒R-448Aを採⽤し、−35℃〜+100℃という幅広い温度範囲※をカバーしながらも⻑期の温湿度試験に最適な仕様です。

※オブションにより150℃、180℃まで拡張可能

長時間の恒温恒湿試験をサポートする、“安心・快適・手間いらず” の機能を標準装備

●GWP値1387の新冷媒R-448Aを採用

従来の冷媒R-404Aに比較して環境への負荷を65％低減。国内環境試験器メーカー初となる2025年までのGWP目標値1500以下を大きくクリアしました。

●85℃85%・1000時間連続運転を実現

Eシリーズでご好評を頂いている蒸気回収システムをELシリーズにも標準搭載。試験槽内の水蒸気の一部を、一定の水質を維持しながら回収し凝縮水として再利用します。

●加湿水殺菌装置で水質を維持

サブタンク内の加湿水に定期的に紫外線を照射し、雑菌の繁殖を抑制。ぬめりや水垢による給水トラブルを未然に防止します。

●冷却コイルに耐腐食性に優れた素材を採用

槽内の冷却コイルに新素材を採用し、有機酸系物質などの環境因子により発生する腐食を大幅に低減します。
※腐食性物質の投入を推奨するものではありません。

HIFLEX NEO-EL　仕様表

型式	FX(FL)411N-EL	FX(FL)421N-EL	FX(FL)431N-EL
温度範囲	−35℃～+100℃（−35℃～150℃）
湿度範囲	20～98％rh(FXモデルのみ)
内寸法（W×H×D mm）	600×750×600	700×950×700	1000×1000×800
外寸法（W×H×D mm）	880×1653×1195	980×1853×1295	1280×1914×1395
内容量（リットル）	270	465	800
冷凍機・冷媒	空冷ロータリ冷凍機・R-448a(GWP値1387)
加湿水	イオン交換水又は蒸留水(FXモデルのみ)
電源	AC200V3φ　50/60Hz 電圧変動幅±10%
最大負荷電流(A)	25(FX)／20(FL)	30(FX)／25(FL)	38(FX)／30(FL)

※仕様は改善・改良のため、予告なく変更することがありますので、ご了承ください。

水回路のメンテナンス性が向上

水回路のトラブルは連続稼働をしている時よりも、装置停止後に時間を空けて加湿試験を実施する場合などに、残水の腐食などが起因となり発生しがちです。
ハイフレックスシリーズでは、装置停止時にも装置内に水が残り

給水タンクのメンテナンス

カプラによる接続でワンタッチでタンクを取り外せ、残水の排水や清掃が容易です。

タンクは丸ごと外せますので、清掃が容易です。

サブタンクのメンテナンス

専用小扉の追加により、サブタンクへのアクセスが簡単に。

サブタンク内の残水は排水コックで簡単排水。

上蓋は固定ネジで簡単に取り外せます。

槽内に残水が残りにくい設定も可能

排水モードにより、排水のタイミングは以下表のように実行されます。
長期連続運転時は排水モードをOFFにすると節水できます。
装置稼働が断続的な場合などは、排水モードをONにする事で槽内の加湿水を積極的に排水する事ができ、未使用時の槽内雑菌繁殖を抑制できます。
排水モードは操作パネルで容易に設定変更可能です。

	排水モードOFFの場合	排水モードONの場合
湿度運転停止/一時停止時	排水しない。ただし、停止/一時停止後1時間後に排水する。	停止/一時停止と同時に排水する。
プログラム運転中、湿度STEPから温度STEP移行時	排水しない。ただし、さらに温度ステップが続いた場合排水する。	温度ステップに移行時、排水する。
運転停止中		排水モードＯＦＦ時、ＯＮへの切り替えで排水する。

気槽式ワイド型熱衝撃試験器

大型サンプルを屈曲や加工をせずにそのまま投入可能。
サンプルに余計なストレスをかけず、精度の高い温度サイクル試験が可能です。

製品特徴

パワーステアリングやインスツメルメントパネルなど、長さのある試料をそのまま投入可能な横長構造。
EV用ハーネスなども屈曲させずに投入可能。試料に余計なストレスがかかりません。
奥行き及び高さもしっかり確保。槽内への試料投入は容易の為、多量の試料を投入するのにも最適。
振動によるストレスを最小限に抑えられる試料静止型(ダンパ方式)を採用。
固定式の測定孔を標準搭載。通電試験や槽内試料の温度測定などにも最適。
ETAC独自の循環構造により、横長でも高い温度特性を発揮。
扉は両開き仕様(オプション)により最小限の開口径にでき、省スペースに対応。
移動が容易な一体型構造採用。搬入や移設時に分割・再組立ての必要はありません。

■省スペース設計

扱い易い両開き扉。開口径を抑える事により装置前のスペースを確保。省スペースに貢献します。

■迅速な温度復帰時間

NT-P001温度復帰データ
低温:-55℃・30分／高温:+85℃・30分
試料:鉄20k　風上センサ

仕様表（温度範囲、内寸法はカスタマイズ可能ですのでお問い合わせください）

型式	NT-P001	NT-N006	NT-I003
低温温度範囲	－65℃〜0℃	－65℃〜－10℃	－20℃〜－40℃
予冷温度範囲	－80℃〜0℃	－75℃〜－20℃	－30℃〜－70℃
高温温度範囲＋60℃〜＋150℃	＋60℃〜＋200℃	＋70℃〜＋100℃
予熱温度範囲＋60℃〜＋200℃	＋70℃〜＋225℃	＋80℃〜＋150℃
内寸法（mm）	W1100×H600×D600	W1500×H600×D600	W1700×H850×D850
外寸法（mm）	W2600×H2065×D2000	W2403×H1950×D2007	W2603×H2315×D2257
内容量（L）	396	540	1228