耐候性試験
高温試験
高温試験は、製品を高温環境下にさらし、耐熱性や長期使用による劣化・変形の有無を評価する試験です。電子機器や樹脂部品の信頼性確認に用いられます。
高温試験

高温試験は、製品を高温環境に一定時間さらすことで、その耐熱性や長期使用時の信頼性を評価する環境試験です。主に電子部品、樹脂材料、ゴム部品、バッテリーパック、接着剤など、熱によって性能が劣化・変形する可能性のある製品に対して実施されます。高温による材料の変質、寸法変化、内部応力の発生、絶縁性能の低下、はんだ接合部の変形・クラックなどを検出することができ、製品の設計段階や量産前の品質確認、寿命予測の一環として広く利用されています。
参考費用 ¥150/h〜
使用装置
HISPEC
HT220
HT320
HS260
装置に関する詳細を見る
型式 | FX411N-E | FX412N-E | FX413N-E |
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温度範囲 | +70℃~+200℃ | +70℃~+300℃ | +70℃~+200℃ |
内寸法 | 600×600×600 | 600×600×600 | 800×1200×600 |
低温試験温度範囲

+70℃〜+300℃
試験範囲(W×H×Dmm)

800×1200×600
該当規格
●一般・電気・電子部品
●半導体
●自動車
JIS C 60068-2-002
JEITA ED-4701/200
ISO16750-4
ISO19453-4
JASO D014-4
LV124
試験規格に関する詳細を見る
JIS C 60068-2-030 | 環境試験方法-電気・電子-第2-2部:高温(耐熱性)試験方法(試験記号:B) |
JEITA ED-4701/200 | 半導体デバイスの環境及び耐久性試験方法(寿命試験Ⅱ) |
ISO16750 -4 | 路上走行車-電気電子機器の環境条件及び試験-第4部:気候的負荷 |
ISO19453-4 | 路上走行車-電気自動車の駆動システムのための電気電子機器の環境条件及び試験-第4部:気候的負荷 |
JASO D014-4 | 自動車部品―電気・電子機器の環境条件及び機能確認試験―第4部:気候負荷 |
LV124 | ドイツ自動車業界規格 Electric and Electronic Components in Motor Vehicles up to 3,5t |
接続信頼性試験/ファンクションテスト
併せて実施することができる試験です。
試験オプション
試験後に併せて実施していただくことでより詳細で正確な試験結果を得ることができます。