耐候性試験 / 欧州規格試験
急速温度変化試験
急速温度変化試験は、製品に急激な温度変化を繰り返し与えることで、熱膨張や収縮によるクラックや剥離などの耐久性を評価する加速信頼性試験です。
急速温度変化試験

ETACでは、LV124やJEDECなどの国際規格に対応した急速温度変化試験を、高性能なハイパワー装置によりご提供しています。最大25℃/分の急速な温度変化速度を実現し、大型製品や高熱負荷製品の耐久評価や加速試験に最適です。−70〜+180℃の広い温度範囲、湿度10〜98%RHの制御にも対応しており、過酷な温湿度サイクルや複雑な評価条件にも柔軟に対応可能です。ヨーロッパの自動車規格(LV124)やJEDECの温度サイクル規格(JESD22-A104)にも準拠しており、グローバル市場に対応した製品開発や信頼性評価に活用いただけます。温度変化速度は25℃/分、6℃/分、5℃/分などの多段階対応が可能で、製品仕様や目的に応じた最適な条件設定が行えます。
参考費用 ¥800/h〜
使用装置
WeissTechnik ClimeEvent
C/340/70/5
C/600/70/5
C/480/70/25
C/1300/70/25
装置に関する詳細を見る
型式 | C/340/70/5 | C/600/70/5 | C/480/70/25 | C/1300/70/25 |
---|---|---|---|---|
温度範囲 | -72℃~+180℃ | -72℃~+180℃ | -72℃~+180℃ | -72℃~+180℃ |
湿度範囲 | 10%RH~98%RH | 10%RH~98%RH | 10%RH~98%RH | 10%RH~98%RH |
温度変化速度 | 5℃/分 | 6℃/分 | 25℃/分 | 25℃/分 |
試験範囲(WxHxDmm) | 580×750×765 | 800×950×800 | 800×950×650 | 1100×950×1325 |
温度範囲

-72℃~+180℃
湿度範囲

10%RH~98%RH
急速温度変化

最大25℃/分
最大試験範囲(W×H×Dmm)

1100×950×1325
該当規格
●一般・電気・電子部品
●半導体
●自動車
JIS C 60068-2-014
JESD22-A104
MIL-STD-202
ISO16750-4
ISO19453-4
JASO D014-4
LV124
試験規格に関する詳細を見る
JISC60068-2-6 | 環境試験方法-電気・電子-第2-6部:正弦波振動試験方法(試験記号:Fc) |
| 包装貨物−性能試験方法 |
| 包装貨物−振動試験方法 |
MIL-STD-202 | Test Methods for Electronic and Electrical Component Parts. |
MIL-STD-883K | Test Methods for microcuits |
| 路上走行車-電気・電子機器の環境条件及び試験-第3部:機械的負荷 |
JASO D014-3 | 自動車部品―電気・電子機器の環境条件及び機能確認試験―第3部:機械負荷 |
JASO D616 | 自動車部品-ワイヤーハーネスコネクタ試験方法及び一般性能要件 |
LV124 | ドイツ自動車業界規格 Electric and Electronic Components in Motor Vehicles up to 3,5t |
試験オプション
試験後に併せて実施していただくことでより詳細で正確な試験結果を得ることができます。