耐候性試験
ガス腐食試験
ガス腐食試験は、腐食性ガス環境で金属や電子部品の耐腐食性を評価する試験です。大気汚染や沿岸環境を模擬し、腐食・接触不良のリスクを確認します。
液槽熱衝撃試験

高濃度の単一ガス試験から、JIS・ISOに準拠した4種混合ガス腐食試験まで幅広く対応しています。使用ガスには、H₂S、NO₂、SO₂、Cl₂などを採用し、高精度な温湿度制御(25~40℃ / 50~95%RH)と専用装置による再現性の高い試験環境をご提供します。試験は通電状態での評価にも対応しており、絶縁抵抗や接触抵抗などの電気的特性を槽内で直接測定可能です。さらに、腐食による劣化進行を外観観察・腐食解析などと組み合わせて評価することで、より信頼性の高いデータ提供が可能です。
参考費用 ¥800/h〜
使用装置
GH180(高濃度)
GH180(4種混合)
装置に関する詳細を見る
型式 | GH180(高濃度) | GH180(4種混合) |
---|---|---|
温度範囲 | +25℃~+40℃ | +25℃~+40℃ |
湿度範囲 | 50%~95%RH | 50%~95%RH |
ガス種類 | H2S,NO2,SO2 | H2S,Cl2,NO2,SO2 |
内寸法(WxHxDmm) | 500×700×500 | 500×700×500 |
最大温度範囲

+25℃~+40℃
最大湿度範囲

50%~95%RH
ガス種類

H2S / Cl2 / NO2 / SO2
最大庫内寸法(W×H×Dmm)

500×700×500
該当規格
●一般・電気・電子部品
●半導体
●自動車
JIS C 60068-2-42
JIS C 60068-2-43
JIS C 60068-2-60
ISO16750-4
ISO19453-4
JASO D014-4
JASO D616
LV124
試験規格に関する詳細を見る
JIS C 60068-2-42 | 環境試験方法-電気・電子-接点及び接続部の二酸化硫黄試験方法 |
| 環境試験方法-電気・電子-接点及び接続部の硫化水素試験方法 |
| 環境試験方法-電気・電子-第2-60部:混合ガス流腐食試験(試験記号:Ke) |
| 路上走行車-電気電子機器の環境条件及び試験-第4部:気候的負荷 |
| 路上走行車-電気自動車の駆動システムのための電気電子機器の環境条件及び試験-第4部:気候的負荷 |
| 自動車部品―電気・電子機器の環境条件及び機能確認試験―第4部:気候負荷 |
| 自動車部品-ワイヤーハーネスコネクタ試験方法及び一般性能要件 |
| ドイツ自動車業界規格 Electric and Electronic Components in Motor Vehicles up to 3,5t |
接続信頼性試験/ファンクションテスト
併せて実施することができる試験です。
試験オプション
試験後に併せて実施していただくことでより詳細で正確な試験結果を得ることができます。