コンデンサ評価システム
MCL42
HIFLEX-NEOシリーズを使用して温度・周波数特性を自動で測定します。4端子対方式に対応し高精度な測定が可能です。

キーサイト製LCRメータE4980Aをコアとし、スキャナユニットを使用することで最大40個のコンデンサ主要特性である以下の項目について温度・周波数特性を測定します。

  1. 静電容量(キャパシタンス/C)
  2. tanδ(D)
  3. ESR
  4. インピーダンス(Z)
  5. 位相(θ)

製品の特徴

  • HIFLEX-NEOシリーズを使用して温度・周波数特性を自動で測定
  • 温度範囲は-70℃~150℃
  • 周波数範囲は20Hz~2MHz
  • チャネル数は5~40ch
  • バイアス電圧は最大600Vまで対応
  • 「4端子対方式」に対応しており高精度な測定が可能
  • チャネル・温度・周波数ごとに個別のOPEN/SHORT補正が可能
  • LOAD補正については、チャネル・周波数ごとに補正が可能

4端子対方式

4端子対方式とは4線式に加え、電磁気的な誤差要因を軽減させた測定方式です。
MCL42は自社開発のスキャナ回路により4端子対測定を実現しています。

徹底した測定誤差要因の排除

治具の配置や測定ケーブルのレイアウトにより測定値に誤差が生じるため、チャネルごとに独立した補正が必要です。また、温度や周波数などの条件が変わった際も同様です。MCL42では、チャネルごとの個別の補正はもちろんのこと、周波数・温度ごとにもOPEN / SHORT補正が可能です。

多彩なコンデンサに対応